介護付き 有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームは、施設のケアマネジャーが作成したケアプランをもとに、施設が一括して介護サービスを提供します。介護サービスの利用料は月額利用料に含まれており金額は介護度に応じてほぼ一定なので、介護保険の自己負担限度額を超える心配がなく、日常的に介護が必要な方におすすめです。
費用・サービス共に安心の老人ホーム
介護付き有料老人ホームは、営利法人が運営する高齢者向け住まいで、施設のケアマネジャーが作成したケアプランに基づいた介護サービスを受けることができます。公的施設と比較すると入居一時金などの費用が高い傾向にありますが、定額で24時間体制の介護サービスを利用可能なため、日常的に介護が必要な方も介護保険の自己負担限度額を超える心配がありません。
生活の自由度の高さや、質の高いサービスを一定額で利用できることから人気のある施設ですが、受け皿となる施設が多いため入居待ちが少ないというメリットがあります。
介護度が上がっても住み続けられる老人ホーム
介護付き有料老人ホームの中には、介護度1以上の方を対象とした「介護専用型」や、自由〜介護度5の方を幅広く対象とした「混合型」、自立している方を対象とした「自立型」の3種類が挙げられ、介護度や希望に応じた施設を選ぶと良いでしょう。
混合型の介護付き有料老人ホームは、介護度が異なる夫婦が同じ施設を利用したり、将来的に介護度が上がってもそのまま住み続けることができます。
医療ケア体制が充実の老人ホームも
介護付き有料老人ホームは、個室や2人部屋などを選択することができる施設もあり、ある程度プライベートを守りながら生活することができる一方、要介護者3名に対して1名以上の介護職員・看護職員の配置が義務付けられており、ケア体制が保証されている安心感があります。また、看護師の配置義務もあり、なかには看護師が24時間常駐している医療ケア体制が充実した施設もあります。