サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
サービス付き高齢者向け住宅は、一般的なマンションに近い居室・設備ですが、高齢者が住みやすいバリアフリー構造で、見守りサービスや生活相談サービスを備えています。
生活の自由度が高く、外部の介護保険サービス事業者と契約することで介護サービスを受けることもできます。
生活の自由度が高い高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅は、営利法人が運営する賃貸住宅で、高齢者が住みやすいバリアフリー構造のため、安心して生活することができます。外観や居室は、一般的なマンションとほとんど同様であり、自分自身で鍵を管理することもできるなど、自由な外出や、プライバシーが守られたマイペースな生活を送ることができます。また、飲酒可・ペット可の物件もあります。
有料老人ホームと比較し入居一時金が安い高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅は、月々支払う賃料、光熱費、サービス利用料の他に、一般的な建物賃貸借契約と同様、入居時の敷金(家賃の0〜2ヶ月分程度)が発生することが多いです。入居一時金として数百万円程度の費用が発生することもある介護付きや住宅型の有料老人ホームと比較すると、初期費用は抑えられる傾向です。
また、食事については自炊をするか施設で頼むかを選べるところが多く、頼んだ場合には月々の費用とあわせて食べた分の食費を施設に支払うかたちになります。
必要な分だけ介護保険サービスを利用できる高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅は、介護事業所を併設していることが多いため、必要に応じて介護保険サービスを利用することができます。施設からデイサービスに通ったり、訪問介護を利用してヘルパーに来てもらったりと、必要に応じて介護保険サービスを受けたり、複数のサービスを組み合わせることもできます。
介護保険サービスの利用分のみ料金が発生するため、介護度が低い人におすすめです。